生き残るためにはプラスアルファの能力が不可欠

複数のプログラミング言語が扱える、英語ができる、コミュニケーション能力が高いなど、プラスアルファのスキルを持たなければエンジニアはIT業界で生き残ることがむずかしくなってきています。少し前まではエンジニアと言うと専門職の世界で、技術さえあれば仕事にありつくことが出来ました。しかし現在ではそうはいかなくなっているのです。

IT技術の急速な発達により、IT人材不足が話題になり、安定した職を求めてエンジニアを目指す若者が増加傾向にあり、また、伴いプログラミングスクールも大きな市場となっています。従って、エンジニア業界は、ライバルが増えてきているといえるのです。さらにインターネットの発達によりプログラミング技術が一般的なものとなり、趣味でプログラミングを始める人もいます。つまりプログラミングができるだけの人材ならいくらでもいる、というのが現状なのです。

このような状況でプロのエンジニアとして生き残っていくには、プログラミングができるだけの人材と自分を差別化しなければなりません。その差別化の1番の方法が「技術力プラスアルファ」なのです。コミュニケーションスキル、リーダーシップ、プレゼンテーション力などのヒューマンスキル、管理職として活躍できるマネジメントスキル、海外進出に貢献できる語学力、あるいは経営に関わることができる知識などがあれば、周りとは違うことをアピールできるでしょう。

IT業界の競争はますます厳しくなっていくと予想できます。生き残っていくための戦略は早いうちに練っておくべきです。